鴨鍋の材料
鴨鍋を自宅で作ろうと考える人は多いです。
鴨鍋は地域によってはあまり馴染みの無い鍋料理とはいえ、決して難しい料理ではありません。
材料さえ揃えば比較的簡単に作れてしまう鍋なのです。
鴨鍋に必要な材料は、まずは何と言っても「鴨肉」です。
これが無くては鴨鍋にはなりません。
それと「ネギ」。
“鴨がネギを背負ってくる”という諺があるくらい、鴨とネギは相性が良いのです。
この2つさえ踏まえておけば、あとは「白滝」や「シイタケ」「白菜」「えのき」「春菊」など、お好みの具を用意していただければ良いと思います。
鴨鍋の仕込み
次に仕込みですが、まず野菜を切ります。
ネギや1口大にして、その他の野菜も食べやすい大きさに切れば良いです。
鴨肉は、インターネット通販で販売されている『鴨鍋セット』等に入っている鴨肉ならば、すでに切り分けられていますが、そうでない場合は削ぎ切りにしておきましょう。
鴨肉と野菜の準備が揃ったら、鍋に水とダシを入れて煮立たせます。
鍋の中が煮立ってから具を入れるようにして下さい。
なお、鴨肉の脂からは非常に美味しいダシが取れます。
鴨肉を煮る事で鍋はより一層美味しくなるので、充分に鴨肉は煮るようにしましょう。
鴨肉と野菜に火がしっかりと通ったのを確認したら、それが食べごろの状態です。
鴨肉は柔らかく、ネギは甘くなります。
鴨鍋の〆は蕎麦
鴨鍋を一通り平らげたら、〆の蕎麦を入れます。
すき焼きや水炊きの〆がうどんや雑炊のように、鴨鍋の〆は蕎麦が定番なのです。
蕎麦には「鴨せいろ」や「鴨南蛮そば」等のメニューがあるように、鴨のダシと非常に相性が良いのです。
鴨鍋の残り汁には蕎麦を入れて美味しく平らげましょう。
ただし、うどんと違って蕎麦は煮過ぎると伸びて不味くなってしまいます。
蕎麦のゆで加減を注意しながら〆の料理を楽しむようにしましょう。
以上が鴨鍋の基本的な作り方です。
